ちょっと立ち止まって(中川)
《ちょっと立ち止まって》
中1の国語の教科書(うちの地域は光村ですが)に出てくる『ちょっと立ち止まって』という単元が好きです。
挿絵で盛り上がりますが、本当に内容がいいんです。
【どんな物事も、一面のみを見て判断せず、ちょっと立ち止まって別の面からも見てみよう、考えてみよう、そうすれば、物事の新しい発見があるかもしれないよ。】
簡単に言ってしまえばそんな内容。
只今、進級面談の真っ最中のプラスワン。
私も、ほかのスタッフと同様、毎日たくさんの(といっても一日でお会いできる人数には限りがありますが…)保護者の方々とお話をさせていただいております。うちの面談は、保護者の方との二者面談か、生徒を交えた三者面談です。
私が面談中に気をつけていること、それは【否定をしない】ことですね。
人には誰でも長所がたくさんあります。でも目についてしまうのは短所だったりします。ところが長所も短所も「表裏一体」、見方を変えれば短所は長所になるんです。
私は、お母さん方が「うちの子はここがダメで…」というところを、長所に変換して伸ばせるように言葉選びをします。否定されたらいやなことでも、肯定されればいやな気はしないもの。
それこそ、「ちょっと立ち止まって」見る角度を変えてみるんです。
その際実感するのは、語彙力の必要性。
表現の仕方によって、伝わり方も変わってきます。言葉を知ることは、コミュニケーション能力アップにもつながりますね。
さてさて、このように見方を変えて表現するという感覚は、実は様々なところで応用できるので、子どもたちも、保護者の皆さんも、ちょっと意識してみてくれたらな、と思います。
(中川)
3月から新学年の授業が始まります。
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