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好奇心を揺さぶる(中川)

2020/06/08

《好奇心を揺さぶる》

 

先日、国語の授業をしていて改めて感じたことがある。

 

今の子どもたちは、少なくともうちの子どもたちは、知らないことが多いということだ。

 

日本の文化のひとつ・俳句についても、知らないことが多い。季語などもってのほか。

このことは、なにも子どもたちに問題があるわけではないと思っている。もちろん、小学校でも多少はカジるので、知らないことはないはずなんだが、要は好奇心を揺さぶられてないんだよな。

「覚えること」をよしとしてきた部分があるのは否めない。だから、機械的に、作業として「暗記」することはできても、その起源、歴史、楽しさ、美しさ、そこに至るまでの苦難、などは蚊帳の外なんたよな。

 

 

私たち大人は、子どもたちに学ぶ喜びや知る楽しさをもっと伝えていかなきゃな、と思う。

 

私なんかは映画が大好きだから、映画から知ることが多々ある。

先日観た『ハリエット』もそのひとつ。

 

黒人奴隷解放に命を注いだ、黒人女性の実話。

へー!と感動すればそこから学びが生まれる。

 

興味が持てると、そこからは自ずと学びが進む。

 

うちにもこんな子がいた。

数学検定を受けたいけど、中3で準二級となると自らで勉強しないと厳しい。うちのような集団授業では、学校の内容に準拠しているから、授業中での対応は難しい。

だから彼女は自分で勉強を進め、わからないところはどんどん質問に来た。結果、見事合格!

 

できるようにしてあげるために働きかけるのも私たち塾人の役割だけど、

好奇心を揺さぶり、自ら学べる子どもにしてあげる働きかけが、非常に大切でかつ難しい使命なのではないだろうか。

 

(中川)