BLOG

伝える(中川)

2020/09/24

《伝える》

 

「そんなこと、言わなくてもいいのに…。」

と思うことがある。

それに反して

「これはちゃんと言っておかなきゃ!」

ということもある。

 

私は断然後者が多いのだが、一応私なりの理由がある。

 

正直なところ、言いにくいことはやはり言いにくい。相手にどう捉えられるか身構えてしまうし、ただの苦言に終わってしまったら、お互いいい気持ちにはなれないなぁ、とも思うから。

それでも人は(もちろん私も含め)、誰かに言ってもらわないと気づけないことはある。

気づいていなければ改善されるわけはないし、その言ってもらった言葉は、ありがたく受け止めるようにしたいものだ、とようやく大人になって気づいた。

だから私は、言いにくいことも言いたくないことも、言わないでおいて自分でやってしまえば早いな、ってことも、伝えていくように努めている。

 

伝える側と伝えられる側の心の持ちようでもそれは大きく変わるし、相手を見て言葉選びをしなければならないのも、至極当然だと思う。

伝える側は伝えられる側の何倍も言葉を知っていなけれいけない。使える言葉が多ければ、より正確に相手に分かってもらえるだろうから。

また伝えられる側は、相手がどんな思いで言ってくれたかを慮ってそれを受け止められると、心の許容量が広がっていく気がする。そして、その受け止める姿勢は、けっこう伝えた側に分かるものだ。

「ちゃんと意をくんでくれたんだな」とか、

「あ、聞いておけばいいやって思ってるな」とか、

「聞く気がないな」とか。

 

(先日このブログで関澤先生が書いて下さっていましたね、私に言われて気づかせてもらった、と。そう言っていただけるのは言った側としてありがたいです)

 

聞く気のない者に、腹を立てても仕方ない。それは伝える側の私がいけないと思うようにしている。伝え方が悪かったのだ、伝える術がまだ長けてなかったのだ、とね…。

 

私たちは、人と関わって生きている。

伝える側であっても伝えられる側であっても、いつでも受け止められる心を持っていたいし、そんな子どもたちであってほしいと思う。

 

(中川)