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これぞ、プラスワンの子!(中川)
2021/02/16
《これぞ、プラスワンの子!》
自分の志望校が私立高校だったため、早々に合格を決めた中3の男の子がいる。
うちは公立志望が大半だし、講習などでも基本は公立受験の対策がメインではある。だから、私立に決めた子は例年1月で卒塾するか、2月いっぱいは講習はなしで通常の授業だけ受けてみんなと一緒に卒塾、というパターンがほとんど。
ところが彼は、合格が決まっても来られる限り自習室にも来て勉強を重ねている。
もはや自習室の主、自習室は彼の勉強部屋と化しつつある(笑)
彼の視線の先は既に高校入学後にある。
「今手を抜いたら、高校入った後がヤバいから!」
と、ちょっと照れ臭そうに彼は言うけど、うちの自習室に来て勉強することが、ある程度習慣化すると、来ることも勉強することも苦ではなくなっていくんだろうな、ということを知らしめてくれている。
高校合格や高校入学は、ひとつの通過点だ。
大切なのは、置かれた環境の中で、何を学び、何を得て、何を経験し、何に生かしていくのか、ではなかろうか。
そして、そうなるにはいろいろなことに挑戦してみることではなかろうか。
この彼だって、入塾した頃は、特に目標があったわけではなさそうだった。
学ぶことで、いろいろなことを知り、世界が広がって行った。興味を持てるものがどんどん見つかったんだろう。
やっぱりうちは
勉強『+1(プラスワン)』!
そんな場所ではありたい。
彼が勉強部屋にしている自習室も、彼にとっては今月で終わり。
思う存分、利用してもらおう!
そんな生徒が、増えていくようにしたいのだ。
(中川)