本人が出来ると言うなら!(中川)
《本人が出来ると言うなら!》
日曜日に映画『野球少女』を観てきた。
韓国の映画だが、なかなかよかったんだ。
はっきり言って、取り立てて盛り上がる場面があったという印象はない。ただ、野球というスポーツにおいて、女子でありながら男子に混じっても引けを取らずに野球部で頑張ってきた女子高生が、男しかいないプロ野球選手を目指してひたすら突き進むという、青春スポーツ物語だ。
その中で心に響いたのが、女の子がプロ野球なんて無理だ、諦めろと譲らない母親に対して、彼女のコーチがこう言ったんだ、
「周りがどれだけ無理だと言っても、彼女自身が出来ると言ってるんだ!やらせてあげるべきだ!」ってね。
ここは、私も子どもたちを指導する立場として胸が熱くなった。
彼女は本当に諦めないんだ。プロチームのトライアウトに参加させてもらえて、努力と実力を見せる。ナックルボールを投げる小柄な女子、すげーよ(笑)。トライアウトでプロを打ち取ることまでやってみせる。彼女の一生懸命な姿に、それまで「女のくせに」と冷たくあしらっていた男子連中まで応援し始める。
その様子を見て球団側が提示してきたのは、今後の女子野球発展のパイオニアとなるべく、企画運営のフロントマンにならないか、という話だった。彼女は「プロ野球選手になれないなら」と、そんなオイシイ話も断る。(実は彼女の家は経済的に楽な方ではない)
とにかくプロ野球選手にこだわり続け、追いかけ続けた。
ま、ラストまでの話は置いていくとして。
何か向かいたいことがある者は、強い。
そして、美しく強い。
気づいたら、何度か目頭が熱くなっていた。
そして、私も子どもたちの気持ちに寄り添い、少しでも力を与えてあげられるようになるぞ!と引き締めさせられた。
いい映画でした。
私の場合、映画から学ぶことが意外とあるんです。
(中川)
新入生受付です。
いつでも体験OK!
本日もプラスワンについてお話を聞きに来てくださる保護者様がいらっしゃいます。
ご検討中の方、お気軽にお問い合わせください。