思いは届く(中川)
《思いは届く》
先日、関澤先生が『卒業作文は自分への通知表』と綴ってましたね。
私も同じです。
子どもたちが残してくれる言葉のひとつひとつを、噛みしめ振り返りながら、反省しながら読み返します。
足りなかったことは思い浮かぶのに、子どもたちの言葉は感謝であふれていて、本当に温かくて、泣きそうになります。
『あれでよかったんだろうか』と、毎年毎年新たな反省と課題も浮かび上がってきます。そして、毎年修正・改善!
ただ、毎年変わらないのは、子どもたちに対する思い。
これだけは譲れない!と強く言えます。一所懸命思いを伝えているつもりです。
それでも(伝わったかな。)(分かってくれたかな。)その繰り返しではあります。
火曜日、1年ぶりに訪ねてきてくれた高校1年の3人組。みんな第1志望校に合格してくれました(^-^)。そして、卒塾パーティーをとても楽しみにしてくれていたのを覚えてます。
でも昨年はそのパーティーができませんでした。それから疎遠になってしまった気がしていました。
ところが火曜日突然やってきて、この1年の報告をしてくれました。
「どっかに行くついでに寄ってみた感じ?」と聞くと「ちゃんと報告しに来たくて、みんなで時間決めて来たんだよ!」と笑顔で話してくれました。
嬉しかった!!!!!
彼女たちは、なかなか言うことを聞いてくれない、手を焼いた子たちでもありました。
叱ることも多くて、心が離れていってないか懸念することも多かったです。
それだけに、嬉しかった!!!!!
思いはちゃんと届いてたんだな、と彼女たちの笑顔を見て感じました。
また水曜日には、やむを得ず卒塾を待たずにうちを去った女の子が、受験の結果を報告しに来てくれました。
「もう随分前に塾生ではなくなってしまったけど、中川先生にはどうしても直接報告しに来たくて…。」と、手紙を握りしめて来てくれました。
その中には、私がいつも励ましてくれていたこと、授業中に歌ってあげた『手紙』がとても響き、くじけそうになると聞いていてくれてたこと、掛けた言葉の数々が綴られていました。
思いは届いててくれたんだなぁ、とまた思わせてくれました。
私には、たいした力はありません。
それでも1人1人に向き合う気持ちはいつも誰にでも同じ熱量です。
また1人でも多く役に立てるように、手作りの対応をしていこうと、引き締まる思いにしてもらいました。
こんな子どもたちと出会えている私は恵まれています。
また、この時期が来ました。
『手紙』、歌ってみようかな。
(中川)
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