BLOG

新しい世界観(関澤)

2021/09/28

「新しい世界観」

ヨーロッパの大航海時代そして宗教改革は、鉄砲をもたらしキリスト教という新しい宗教の伝来など、日本に影響を与えてきたことは知っていましたし、そのことは授業でも生徒たちに教えてきました。
影響は受けたものの日本の戦国時代での出来事は、今まで単なる国内での出来事として自分自身捉えてきましたが、なんとヨーロッパの覇権争いと大いに関係していたことが、この度ある調べによって分かってきたそうです。
当時のヨーロッパは、無敵艦隊をようするカトリックのスペインとそのスペインの植民地でプロテスタントの商業国家オランダが覇権争いを行っていました。
今の世界の共通通貨と言えばドルであり、共通の価値のあるものと言えば金ですが、その時代、世界共通で価値のあるものは銀でした。
そこで注目されたのは、当時銀山王国と言われていた日本なのだそうです。
今や資源が乏しいと言われている日本が、驚くなかれ当時は世界の3分の1の銀を産出していたのです。
その銀を目指して日本に接近してきたのが、スペインとオランダなのです。
江戸幕府を開いた徳川家康は、貿易とキリスト教の布教を常に一緒に考えていたスペインではなく、貿易によって互いの利益を優先したオランダと手を組み、関ヶ原の戦いでは、オランダから得た大量の最新式の兵器を投入したこともあり、勝利することができたのです。
オランダは徳川家康と手を組み、スペインは布教を許してくれる豊臣秀頼に近づいていき、当時日本に布教に来ていた宣教師たちの力を使って、キリシタン大名やキリシタンに対して豊臣秀頼を助けるように呼び掛けていくのです。
その後、戦国時代の終焉ともいえる大坂夏の陣・冬の陣へと向かっていくのですが、大坂夏の陣・冬の陣は、豊臣側と徳川側の最終決戦でもあり、スペイン対オランダの代理戦争と言ってもいいのかもしれません。
自分の中学時代には、『新大陸発見』と題して、今の大航海時代の歴史を学びました。まさにヨーロッパを中心とした歴史観ですよね。

日本の戦国時代当時の世界を日本中心の観点から見てみるとまた違った見え方がしてくるのかもしれませんね。 

(関澤)

 

プラスワンでは、2学期の中間テスト対策を行っていきます。

先陣を切って高豊中のテスト対策を行います。