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土用の丑(関澤)

2022/07/25

「土用の丑」

先週の土曜日は土用の丑の日ということで、多くの家庭ではウナギを食べられたのではないでしょうか。
因みに関澤家は、家族は食べましたが私の分は残っていませんでした(笑)

では土用の丑の日とは本来どんな日かというと、季節の節目であり、この日に『う』のつく食べ物を食べると身体によいとされる日なんですね。つまり、ウナギでなくてもうどんや牛、そしてウインナーでもいいわけなんですよ。
ではなぜウナギなのか。
たぶん多くの方が、ウナギは栄養価が高く、この時季が旬だからと思われていると思いますが、それは違います。
実はウナギの旬は冬なんです。
ではなぜ土用の丑の日にウナギを食べるようになったかというと、
諸説ありますが、江戸時代に平賀源内が、商売がうまく行かないウナギ屋から、夏に売れないウナギを何とか売りたいと相談されたそうです。源内は「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めると、そのウナギ屋は大変繁盛し、その後、他のウナギ屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日にウナギを食べる風習が定着したといわれています。

つまり、商売としての一つのアイディアが、今や定着したのです。

まさに恵方巻やバレンタインデーと一緒なんですよ。

今はウナギは養殖物がほとんどで、その養殖技術も格段にアップしているので、現代の人はウナギ本来の旬ではないこの夏でも、美味しいウナギを食べているんですが、昔の人は、旬ではないウナギを食べて、皆さん元気になった気になっていたんですね。

まさに気の持ちようなんですよ。
上手くいくと思えば上手くいくし、失敗すると思えば失敗するんですよ。

さあ中3生、8月1日から夏期講習が始まります。
教科によっては苦手意識があると思いますが、とりあえずリセット、つまり気持ちを切りかえて臨もうではありませんか!!

(関澤)

 

中1・中2夏期講習生受付中