学習塾プラスワン(中川)
『学習塾プラスワン』
この塾を始めて10年。
長いのか短いのか…。
ただ、生まれては消え、消えては生まれていく様々な企業や塾・店舗の中、この10年、変わらずに存在していることだけは確かである。
そして、たくさんの子供たちと出会い、たくさんの保護者の方々とも出会い、たくさんの笑顔に出合い、たくさんの子供たちの成長を見させてもらえるという、類稀な素晴らしい経験をさせてもらっているもの、また確かなことである。
『学習塾プラスワン』という名前には、一方ならぬ思い入れがある。
学習という文字を使いたかった。
孔子の『論語』にある(中3の教科書にもありますが…)
【学びて時に之を習ふ、また説(よろこ)ばしからずや】
からの引用なのだが、
孔子曰く
【学ぶとは、他人や書物から知識を得ること】であり
【習ふとは、復習して体得すること】であると。
したがって、学習とはすなわち
【知識を得たら、自らで復習していき自分のものにすること】
である(と私は勝手ながら認識している)。
だから塾に来るだけで、授業を聞くだけで簡単にできるようになる訳ではなく、自分でも努力をしていってこそ初めて『学習』という言葉が成り立つのだ。
『プラスワン』は文字通り『+1』だ。
勉強に対することを学習塾と表現した上で、更に何か別のひとつも持って帰ってくれたら、身につけてくれたら、感じてくれたら、抱いてくれたら、という願いを込めてある。
その一つは何でもいいのだ。
感謝する心だったり
人を大切にすることだったり
物を大切にする習慣だったり
挨拶がきちんとできるようになることだったり
反省できる心をもつことだったり
《当たり前》のことかもしれないけど
大切な、目に見えにくい《何か》を、
プラスワンで得てくれたら、などという欲張りな願望でつけた。
それは、ずっと変わらない。
これからもずっと変わらない。
『学習塾プラスワン』は
『学習する塾であり、欲張りだから更にもう一つ何か身につけよう!』の思いで子供たちと向き合っていく。
今年も卒業する子供たちがみんな笑顔で、
行きたい高校に行けるよう、
応援していきます!
時代と共に、変化しなければならないことも多々ある世の中で、
カタいアタマのベテラン教師たちが、出来る限りその変化に対応しながら
やっぱり最後は人の手、人が人を育てるのだと信じて、
そこは変わらないプラスワンでありたいと思うのであります。
(中川)